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母乳の冷蔵保存って実は8日間もちます!目から鱗の研究結果

母乳の保存方法は一般的に小分けにして冷凍保存をしていると思います。

一般的には母乳の冷蔵保存期間は24時間以内と書かれていると思います。

でも実は母乳って冷蔵保存で5~8日間保存可能な事を知っていますか?そして冷蔵保存の方が母乳内の菌が少なくなる研究結果も出ています。

私がよくお話する助産師さんから教えていただいた目から鱗の情報でした。

今回は母乳の保存方法についてご紹介したいと思います。

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母乳は冷蔵保存すると細菌数が減る?!

日本では上述した通り、母乳の冷蔵保存期間は24時間以内が一般的ですが、アメリカでは8日なんだとか。

これには根拠となる研究結果があり、実際に母乳を冷蔵保存して食品管理基準に基づき細菌の個数や栄養成分などを観察した研究をしました。

そうすると、母乳を冷蔵保存した場合、冷蔵開始から数日はむしろ細菌が減っていたそうです。

これは母乳の免疫成分(白血球など)が細菌をやっつけるのでその結果細菌が減ったと考えられます。

そして日本の食品管理基準を満たすレベルを8日間維持できたそうです。

日本の食品管理基準は世界でもトップクラスなので高い品質を一週間以上も維持できているという事ですね。

逆に人工乳は1~2日で測定不能なほどの細菌数になってしまい研究が出来なかったそうです。

冷凍保存との違い

冷凍保存では、細菌数の変化はありませんでした。ですので細菌が減ることもないけど増えることもなく、絞りたての品質が維持できるという事ですね。

これは細菌も免疫細胞も全て冷凍し活動停止状態になっているためです。

日本では冷凍保存期間は1か月ですが、アメリカではなんと半年!

冷蔵保存をする注意点

冷蔵保存に限らず、冷凍保存前もですが、搾乳時の注意点をご紹介します。

冷蔵保存をする際の注意点
  • 必ず15秒以上かけて手を洗う
  • すぐに冷蔵保存する
  • 冷蔵は4℃以下を保つ
  • 一回温めたものは再度冷蔵しても長期間はもたない
  • 一番大切なポイントは必ず清潔な手で搾乳することです。

    いくら免疫が細菌を減らしてくれるといっても限度があります。

    搾乳をしすぎたらだめ?!ストック母乳を作るコツ

    搾乳をしすぎると母乳過多になり乳腺炎になりやすくなってしまうといわれていますよね。

    でもストック母乳があれば預けて出かけられたり、保育園に預ける際にも母乳育児を続けられるのでストック母乳を作りたい。

    ではどうすれば母乳過多にならずにストック母乳が作れるか助産師さんに聞いてみました。

    しずずん
    しずずん
    母乳をあげる前や少し時間があいた時、夜や朝方などの分泌が盛んな時に一回10~20CC程搾乳して容器にためて冷蔵しておけばいいそうです。
    わざわざ冷凍しなくても冷蔵で継ぎ足していってストックを作っておくと母乳過多にもならずにストック母乳が作れるそうですよ!

    確かに冷凍してしまうとそこに母乳は継ぎ足し出来ないので一回で冷凍分を搾乳しなければなりませんが、冷蔵だと継ぎ足し出来、貯まった時点でそのまま冷蔵保存なり冷凍保存なり出来ますね。

    冷凍保存と冷蔵保存の分け方

    実際に冷蔵保存と冷凍保存ってどんな風に分けて使ったらいいのでしょうか。

    数日中に預けるために用意するストック母乳なら、搾乳して冷蔵保存しておけば、少し温めるだけで使用できるので便利ですね。

    保育園に預ける場合も前日に絞っておいて冷蔵保存→保育園に預けて使う分だけ温めて使ってもらう→残りはまた次の日に使用

    でもいいと思います。

    冷凍保存だと解凍に時間がかかり、赤ちゃんを待たせてしまったり手間がかかるという事がありますが、冷蔵だと湯煎するとすぐに温まりますしすぐにあげることが出来ます

    冷凍保存の場合は使う予定は近日中ないけれど、いざという時のためにとっておくなどの場合に良いと思います。

    もしママが病気になったり寝込んだりした場合に冷凍母乳があると便利です。

    まとめ

    母乳の冷蔵保存が8日もつという事は、母乳が出にくいママも時間をかけて搾乳しストック母乳を作ることもできますし、子供を預けて出かけやすくなりませんか?

    冷凍母乳を解凍して飲ませるより簡単ですし、パパにも頼みやすいと思います。

    また、保冷剤をいれて持ち運びもできます。

    しかし冷蔵保存が数日出来るという研究結果が出ていても、実際は世論はまだ24時間以内だし不安になりますよね。

    しかしこの説が一般的になれば(アメリカなどでは既に一般的ですが)保育園でも母乳持参可の施設が増えるのではないでしょうか。

    母乳持参可だと母乳育児が続けられますし、続けられると病気にかかりにくくなるので呼び出しや保育園のお休みが減ってママは職場に迷惑がかからなくなり肩身の狭い思いをしなくてよくなったり、医療費が削減されたりとメリットが大きいです。

    せっかく頑張って絞ってためた冷凍母乳も「使わなかったから」といって破棄されたり、持って帰ってくれと突き返されたりして悲しくなることもなくなります。

    保育園側も、冷凍母乳より冷蔵母乳の方が手間が減るので楽になります。

    日本は母乳推進・女性の社会進出掲げていながらそれに合った制度はまだまだ整っていません。この母乳保存に対する考え方もその一つだと思います。

    早くこの研究結果が一般的になればいいなと思います。