JOB~Nurse~

残業が美学…。仕事が終わっても帰れない時はどうする?


こんにちは!しずずんです。
私は看護師歴9年。新人時代から思っていたこと。それは、【看護師の世界って残業が美学になってません?】です。
科の特徴なのかなんなのか、新人時代、自分の仕事が終わっても雰囲気的にすごく帰りづらく、カルテを見てみたり、何かをするふりをしてみたりして帰る時間を引き延ばしていました。
そんな私の具体的な雰囲気、対策と結果をお話ししていこうと思います。

私がいた病院の規模と雰囲気


病院自体は350床程の中規模病院でした。しかし母体は大きかった事、田舎だったこともあり、離職率は低く、新人から定年まで働く看護師もたくさんいました。【転職=我慢が足りない人】という感じで、辞めると白い目で見られる雰囲気がありました。そして、大先輩が多いのもあり、年功序列で、上下関係は厳しかったです。

新人は先輩より先に帰れないが当たり前?


元々の病院の雰囲気が上記のような雰囲気だったこと、そして私が新人で配属になった科は心臓血管外科・循環器科の混合病棟であり、少しのミスが直接命にかかわる科だからか、働いている看護師のプライドも相当高かったので、上下関係は大変厳しいものでした。
先輩より先に帰ることは許されないが暗黙のルール。でも、新人の頃って、任されている仕事も少ないし、先輩のように喋りながらでなく、黙々と仕事をするので先輩より早く終わる事が多いんですよね。もちろん、「何かお手伝いできることはありますか?」と聞きますが、大抵残っていることは記録なので、手伝えることはありません。
先輩からも「何もないよ。」と言われるだけです。しかし、ここで帰っていい雰囲気にはならないのです!「お先に失礼します。」などとは言えない雰囲気。言おうものなら「・・・は?」とでも言われる雰囲気!(笑)この、やる事がないのに帰れないという空間はとてもつらいですよね。先輩とお喋り出来るわけじゃないし。いわゆる【デッドタイム】です。

デッドタイムの過ごし方

じゃぁ、このデッドタイムの過ごし方、どうしていたか?というお話になるのですが、私はひたすら意味もなく患者さんのカルテを読んだり、パソコンと向き合ってるふりをする、病棟にある教科書や医療系雑誌を読むことで時間をつぶしていました。ただ、教科書読んでいてもなんだか居心地悪い雰囲気なんですよね。「新人のくせに仕事終わって遊んでる」とでも言われてそうな雰囲気(あくまで個人の感覚です)だからって目的なくカルテを眺めていても、時間全く経ちませんよね。そんなデッドタイムを過ごしているのに、先輩はペラペラ喋りながらだらだらと記録を書いている…。本当に苦痛以外の何物でもない(笑)早く帰って休みたい、遊びたい、勉強したい、ですよね。このデッドタイムがなかったらどんだけ有意義な時間をおくれるか。そう考えた私は、ついに、先に帰ることを選びました。(笑)

先に帰るを徹底するとどうなる?


もちろん仕事が残っている場合、手伝える事がある場合は積極的に残業します。残業が嫌なわけじゃないんです。デッドタイムが嫌なんです。というわけで、自分の仕事が終わる→手伝えることがないか聞く→ないといわれる→「すみません、お先に失礼します。」を徹底してみました。
するとやはり、風当たりは強くなります。とてもとても強くなります。(笑)手伝えることないですか?と先輩に聞くと、「○○さん早く帰りたいんでしょ。ないわ。」と嫌味を言われたり、何か失敗しようものなら、「早く帰る事ばかり考えてるからだ。」と言われたり、私の仕事の粗探しもすごかったです。そりゃもう。女の世界って怖いですね。

帰らず待つとどうなる?

私の同期は、デッドタイムを過ごし、【先輩が終わるのをひたすら待つ】事を選びました。そうすると、毎日帰れるのは、定時が17時ですが、19~20時、遅い時は21時頃です。定時に帰れる時はほぼありません。しかし、先輩から好かれるので、目立った失敗や、ミスをしなければ、先輩からの風当たりはきつくありませんので私より過ごしやすい人間関係を作れていたと思います。

結局どうしたらいいのか?

悲しい猫
あなたが何をとるかで変わってきます。
私は、【仕事に無駄な時間をさきたくない・有意義な時間の使い方をしたい】を取り、【先輩から可愛がられること】を捨てました。
その結果、仕事終わりのプライベートを充実させることが出来ました。しかし、約4年間、先輩からのいじめに近い冷たい対応は続きました。でも、要は言われなくなるように成長すればいいのです。新人の頃はなにしたって頑張ったって出来ないのです。知識も足りないし、経験も足りないし、言われ放題。特に私の場合風当たりがきつかったのでそれはもうきつかったです。でも、自由を選んだ手前、それは仕方ないことなので、「その先輩より絶対わかるようになってやる!」と、ひたすら勉強しました。新人の頃は言われる要素が多いから目をつけられるのであって、出来るようになれば、言われる要素がなくなるので、先輩は言いたくても言えません。その状況を作れたのが3年半くらい経ってからです。出来るようになれば、文句も言われない、きつくも当たられない、いつのまにか、あれだけきつく言ってきた先輩も、先輩から話しかけてくれるようになる、先輩が私に聞いてくるようになってくる、という状況になりました。
理不尽な事もたくさんありますし、人間関係がうまくいかないことはすごく辛いことです。ただ、この逆境をとったことで、ぬるま湯でいるよりもたくさんの知識をつけ、「自分でやらなければいけない、頼れない」という自立心も身に付き、結果、今では経験年数に見合った知識と経験が出来たと思っていますし、人間関係も良好です。あの辛い4年間があってこその今だと思っているので後悔はしていません。
プライベートを犠牲にして、良好な人間関係をとるのも一つの手です。しかし、それに見合ったものが得られるでしょうか?
人間関係って、一時期良好に見えてもすぐに変わるものです。手のひらを返したように態度が急に変わったり、自分の一度のミスで変わったり。いいと思ってたのに実は陰で文句言われたり。そんな不確かなものにプライベートを割く価値があるのか。そこを自分の性格や考え方を踏まえてどちらを取るか選択すればいいと思います。
自分が逆境に弱いのに、精神的に弱いのに、人との輪を一番大切にするタイプなのに逆境を取れば、自分をつぶしてしまいかねませんのでそれは違うと思いますしね。
どちらが正解かなんてありません。自分に合ってるのはどちらなのか、自分にとって一番+になるのはどちらがいいのか。それを考えて選択しましょう^-^
でも、逆境をとっても、努力すれば必ず自分に返ってきますので、ずっとずっと苦しいわけじゃありませんよ♪現に私は今、とても仕事がしやすく機嫌よくできています。また、今までされてきた数々の嫌だな~と思ったこと、こうしてほしかったな~と思ったことは後輩指導として活かしています。逆境も、自分には財産になるのです。